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Justiceの"A Cross the Universe"がすごい [音楽]

タイトルとは関係ありませんが、今年もいろんな音楽雑誌が2008年のお気に入りリストを発表する季節がきました。いつもメディアに振り回されている赤村はリストが大好きなのです。とくにイギリスの音楽雑誌NMEのリストはちょっと捻くれた感じでいつも楽しませてくれます。今年はなんといってもMGMTのハイプぶり。アルバム1位、ベストトラックには3曲もランクインしてます。MGMTは今年出たなかではかなり好きなバンドですが、この雑誌は特定のバンドを持ち上げるだけ持ち上げて、売れたら叩きまくって突き落とすということをよくやっているので、喜んでばかりもいられない。Snow Patrolとか最初絶賛されてたのに今やケチョンケチョンだし。今年ランクインした中で気に入ったのはLadyhawkeという女性シンガーの歌う"Paris Is Burning"という曲。サビが90年代の日本の歌謡曲みたいですが、こういうのわりと好き。
NMEは他にも「32 Most Awesome Music Lists Of 2008」として、今年発表されたリストのなかで秀逸なものをリスティングしています。カバーアートをレゴブロックでデザインしてみましたトップ20とか、バンドのロゴデザイントップ50、ステージ乱入ベスト10、アホな名前のバンドトップ25とか...


A CROSS THE UNIVERSE



←こいつのことはまた改めて書きたい。いやあぶったまげた。

サーズデーナイトフィーバー [音楽]

昨晩は渋谷オンエアイーストでFriendly Firesのコンサート。エナメルの革靴がおしゃれな、ボーカリストのダンスがユニークで大爆笑。なんかこの人自身が楽器みたいな感じ。リズムに完璧に同期して体を弾ませて、曲が終わっても勢い余ってつんのめって。目が釘付けになりました。こんな人初めて見たぞ。んで最後のほうでやった"Ex Lover"のアウトロのツインドラムが(ドラマーのあのふたり、本物のツインズかしら。顔も体型もよく似てた)クソかっこ良くてぶっ飛ばされました。永遠に聴いていたい曲がここにまた一曲増えました。1時間弱のライブだったけどぜんぜん足りない。かえって欲求不満になるくらい。間違いなく、今年のベスト。

☆☆☆☆☆(5点満点)



これこれ。ツインドラムでじわじわと登りつめていくような快感。
むかし見たROVOのライブを思い出した。

実りの秋 [音楽]

●オアシスの新曲を聴いた。前回の'Lyla'はサビも陳腐だしビデオも酷かったので最後まで好きになれなかったのだが、今度の'The Shock of the Lightning'もなーんか薄っぺらい感じがする。(tonaaaaaaight!とかlove is blah blah...ってとこがとくに。でも嫌いなわけがない。オアシスのニューシングルだぞ)覚えやすくて勢いがあるからみんな大好きなんだろうが、私としてはギタリストが歌う'Falling Down'の方が湿っぽくて好き。サイケなドラムもかっこいいし。私もおやじになったんかな。50ポンドもする限定版のボックスセット買うか検討中なくらい楽しみ。期待度☆☆☆☆☆(5点満点)
大人のおもちゃ。

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●ブロックパーティーのアルバム'INTIMACY'(肉体関係)が明日発売。何やら意味深なタイトルだな。こないだのマーキュリーといい、去年のフラックスといい、ちょっとスーパーカーの末期みたいな(懐かしい)動きを見せている彼ら。一聴してキャッチーでなくてもじわじわ中毒になる感じ、嫌いじゃない。期待度☆☆☆☆☆
シンプルすぎてジャケットまだ決まってないのかと思ったぞ

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●ライトスピードチャンピオンがいよいよ来日するそうだ。最近の若手のなかではいちばんのお気に入りだし、この人はライブがユニークなのでじつに楽しみ。(ギターとバイオリンを入れ替えて演奏してみたり、100万倍も速く演奏してみたり、スターウォーズのテーマさえやってしまう)itunesストアで買った300円(300円!)のライブEPをすり切れるほど聴いて秋を待つ。期待度☆☆☆☆☆

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Teenagers in Chiba [音楽]

日曜日はサマーソニックで幕張。

この日の幕張はずっと曇り空で、それほど暑くもなくわりと快適な1日だった。11時すぎに会場に到着、スミノフアイスとコロナビール(ここのドリンクはこれしかないのか)を買ってさっそくTing Tingsを。次のMGMTまでほとんど時間がないため"Great DJ"だけ聴いて即移動。アーアアアーア、アアアアー、イーイイイーイーイイイイー。うーん、ええ曲。もっと観てたかった。次のMGMT、意外に大所帯のバンドはみんな60年代ヒッピー風のいでたちで(舞台袖にはインディアンみたいな格好した女とかもいて)おもろい。彼らの独特な世界観がそのままビジュアル化されてる感じ。生"Time To Pretend"とコロナでいい具合になったところで次、この日の目玉Teenagers。今年に入ってからというもの、毎日まいにち彼らのアルバムを聴きながら過ごしてきた。彼らのコンセプトや曲のよさはここ数年出てきたバンドのなかでもずば抜けていた。期待は高まるばかりーー。

私はコンサートに行って「失敗した」とか「行かなきゃよかった」と思ったことはほとんどない。ところが!はっきりいって彼らはただのツーリストだった(写真↓)。酔っぱらってるのか、ステージではしゃぎ回ってMCも下らないことばかり言ってる。まともに歌えてる曲はひとつもなし。せっかくの名曲"Homecoming"なんか俺の方がうまく歌えるぞってくらい酷かった。ジャイアンかオマエは。ともあれ、こんなに憤ってしまうのは大好きなバンドだからこそ。君たちのためを思って言ってるんだぞ先生は。次のアルバム、まじで楽しみにしてます。(続く)

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輝ける青春 [音楽]

3連休。初日の夜はクラブエイジア(渋谷道玄坂なんて何年ぶりだろう。変な意味じゃなく。若いときによくオンエアウエストとかライブ見に来てたのだ)でThe Lodgerのライブ。考えてみたらライブ行くの今年初めて。
前座のTHE BAWDIESは、メンバー4人ともお揃いのモッズスーツ着て60’sロックみたいのをやる若者バンド。あんなスーパーハイテンションなライブ見せられたらおっさんも元気がでてくるぞ。
それとは対照的にトリのThe Lodgerはちょっと気難しそうでオタクっぽい感じ。去年の春に買った「Future Love Songs」というコンピレーションーアルバムデビュー前のKlaxonsや、These New Puritans、To My Boy、The Be Be Seeなんかが参加してるすごいアルバムーで(やや場違いで時代錯誤だが)ひときわ頭に残るメロディーのギターポップチューン「Simply Left Behind」を提供していたのがこのThe Lodgerだったのだ。彼らの曲はすべて一度聴いたら忘れられないグッドメロディーで、あきれるくらいいろんなテイストのバンドが出てくる今のシーンで、かえって浮いてしまうくらい純粋な青春ポップバンド。それだけにちょっと刺激が足りないと感じる人も多いかも。まるでブレイクする気がしないThe Lodgerだが、こういうバンド、大切だと思う。大事にしたい(3枚目のアルバム出すらしいからひとまず安心か)。Future Love SongsLife Is Sweet
Grown-Ups








輝ける青春 プレミアム・エディション


←関係ないが、1ヶ月かけてちびちび観たイタリアーノ青春大河ドラマ。泣ける。イタリア行きたい。

It happened! [音楽]

●ついに夢の組み合わせが実現してしまいました。ティーンネイジャーズ+ライトスピードチャンピオンの"Make It Happen (Lightspeed Champion Version)"。ひとりティーンネイジャーズ?セリフもコーラスも全部?R&Bディスコ!すごいぞライトスピード。いますぐitunes storeに●オアシスのニューリリースが決まった。"The Shock Of The Lightning"とか"Dig Out Your Soul"だって。いいぞ、いかにも彼ららしいダサいタイトル。でも私はビョーキだから楽しみで楽しみで仕方ないのだ。早く10月になれ。



C'est la folie [音楽]

今年のサマーソニックにJusticeとMGMT(マネージメントだって。変な名前)が来るらしい。しかしよりによって仕事が「夜勤」だなんて。朝まで仕事してそのまま会場に行くってこと?狂ってる。Teenagersが決まったら会社休んで行くぞクソ。



Justice。ロゴフェチにはたまらないビデオ。



MGMT。なぜか貼れない「Time to Pretend」のビデオもすんごいからぜひ見て欲しい。



Teenagers。フランスなまりの英語フェチにはたまらないビデオ。

R.I.P. The Be Be See [音楽]

●去年の夏ごろから消息が途絶えたThe Be Be See。久しぶりにMySpaceのぞいたらいつの間にか死亡してました。メジャーと契約しててもそれ?バンドのコンセプト大好きだったのに。音楽デジタル化とかのせいでシングル売れなかったからだなきっと。こういうオタク心をくすぐるようなバンドが生き残るには厳しい時代のようです。●The TeenagersおすすめのバンドMGMTのアルバムが素晴らしい。哀愁ただよう「Time to Pretend」を聴くとホームシックになる(でもThe Teenagersほどじゃないけど歌詞がちょっぴり下品)。●最近おもろいカバー曲がたくさんあって楽しい。イギリスの流行りの音楽が好きなら今号のNMEは買うべき。付録CDに入ってるGet Cape. Wear Cape. Flyの弾き語り「D.A.N.C.E.」は今年のベストカバー曲に決定。あとフランスの女優兼シンガーソングライターSokoのThe Teenagersカバー「Love No」は原曲を超える出来だと思います。そういやUffieのアルバムはどうなったんだろう。まさかThe Be Be Seeみたいにならんやろな。

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MGMT◇http://www.myspace.com/mgmt
Soko◇http://www.myspace.com/mysoko


THEY ARE TOTALLY.. [音楽]


Reality Check
本日、iTunesストアでThe Teenagersのアルバムが発売されました。歌詞が欲しかったけど我慢できずに即購入。これかなりおすすめです。
一聴すると最高にごきげんなポップアルバム。最初っから最後まで極甘のポップスが12曲39分。6曲目の「Make It Happen」なんかまるでアイドル。ジャニーズみたいです。なのにパレンタルアドバイザリー指定で、全曲EXPLICIT(過激な表現)マークついてます。
フェニックス+ジャスティス+エロ馬鹿=ティーネイジャーズ。かなり下品だけどカッコいい。フレンチはダサイと思っている人もぜひ聴いてください。てか最近の若いもんはホントしょうがないなあ(←これ私の口ぐせ)。




ツエーゲン金沢 [音楽]

金沢の見どころは兼六園や忍者寺だけではない。音楽とか好きなら絶対ここは外せないぞ。
http://www.rallye-kanazawa.com/label/label-index.html
↑この店がやってるレーベル、Klee labelのセレクトがすごいことにいまさら気づいた。
クラクソンズもティーンネイジャーズも日本盤はこっから限定発売。



ティーネイジャーズのアルバムが待ち遠しい。最近の、なんか「やけに必死な」ひとたちが多いシーンのなかで、こういう不完全燃焼な冷めた感じが好きです。あと、歌詞がとんでもない。10代の人は聞いちゃだめです。イギリス人のバカ男とアメリカ人の可哀想なチアリーダーとの掛け合いは、まるでよくできたコント。ビデオを見てほしい。こいつら絶対悪人です。

というわけで今年もとびっきりの最新エンタメニュースをお届けしてアルファブロガー狙います。


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