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ゴーウィー [パーソナル]

こんにちは。大型連休を満喫中の赤村です。私の今年のゴールデンウィークの過ごし方。

●Youtubeでひたすら「恋の空騒ぎ」を観る。お気に入りは青森のこおろぎ。この女はとんでもない暴言を吐くくせにたまに誰よりももっともなことをいうので好感が持てる。
●西友で10本198円のソーダバーを買ってむちゃ食いする。でもお通じはよくない。
●代官山に出かけ、bonjour recordsで気になるCDを見つけて、家に帰ってアマゾンUKで買う。この円高に、よくもまあ輸入盤に2500円も出さすなあボンジュール(イギリスのアマゾンならCD2枚買って送料込みでおつりが来る)。でも雰囲気いいから好きですよ。俺みたいのがいるからCD屋が潰れるんだな。
●DVDで「いのちの食べ方」を観た。普段口にしている肉やら野菜やらのデイリー食品が、どこからどのように私たちのもとに届くのかをただ淡々と。セリフとかないんですね。よくある社会派ドキュメンタリーよりもエグイ。さすがになんか食いながら観れるもんじゃないです。
●忘ってた、きのう森美術館行ったんだった。展示はあんま覚えてないけど(なんかピカピカ光る電飾トンネルくぐったぞ)、空いててびっくり。周辺の至る所にあるマッサージソファーの大試乗会が最高でした。



最近気に入ってずっと聴いている。ほろほろしたマリービスケットのような、素朴で甘い歌。年甲斐もないたとえだ。

ダラダラできるのもあと3日。あっという間だなー

JY [パーソナル]

土曜の夜は久しぶりの仲間たちと同窓会。
以前東京にいたころ、毎週末通った吉祥寺のbar dropで出会った仲間たち。私が東京を離れていた約10年で、女の子はみんな名字が変わり、子どももできて立派な母ちゃんに。今回招いてくれたのは、当時いちばんほんわかしてて、ママになるなぞ想像もできなかったY。4歳になったちびはパパの影響でレッドツェッペリン好き。おいしいとり鍋とマッシュかぼちゃのサラダごちそうさま。自分では太ったというM氏は相変わらず温かい人。タバコ辞めたらしい。変わってないです。昔いっしょに武道館へBeckを見に行ったとき、私がトイレを我慢できずにアンコールを見逃したという話(それまったく覚えてないんだな)を暴露したE。愛想笑いがたまらないふたりめのベビーを連れてきてた。去年結婚したAは今でも現役DJ。タイのギターポップなどおもしろい音楽をたくさん聴かせてくれた。セレクションにGolden Silversが入っててちょっと嬉しかった。次回はぜひともみんなで彼女のイベントに行きたい。



Aちゃんに教えてもらったSpeedmarket Avenue。なぜか懐かしくて切なくなる。

M氏によるとbar dropは去年で閉店してしまったと。当時、東京ではインディ/ギターポップのイベントを毎晩やるお店はあそこしかなかった。どんだけ沢山のおもろい音楽を教えてもらったか。楽しい思い出だらけの場所だけにかなりショックである。この10年、われわれの音楽の聴き方はすっかり変わり、レコード屋もずいぶん消えた(イギリスではあのヴァージンすら完全になくなった)。ネットのおかげで、出かけなくても音楽が買えてしまうのだから。こうしてインディーポップ好きの引きこもり化がますます進む一方、むかし音楽やってた人たちは、バンドの替わりにマラソンをやるようになってるとか。さようなら青春の光。ああ切ない。


Turning Down Water for Air










それにしても本当にCDを買わなくなった。去年買ったCDは全部で5、6枚で、あとはすべてダウンロードだ。昔は月に5、6枚は買っていた。ちなみに今年初のフィジカル購入はこいつ(とかいって最初に知ったきっかけはitunes UKのSingle of the Weekだ)。これが掛け値なしに素晴らしい。むかし「泣きながら踊れる音楽」というのをくるりの岸田がしきりにいっていたが、まさにそれ。フォーク+エレクトロで、フォークトロニカだそうな。ワクワクさせられて、たまにぐっとくる。年のせいか最近涙もろくなってきた私にこれはきつい。

ウェブサイトでは彼の手がけたリミックスがたくさんダウンロードできます。



DARADARADIARY [パーソナル]

1月11日(日)
 寒い朝。雲ひとつない青空が広がっている。夜勤のせいで、いつもなら日曜は朝早く目が覚めてしまうのだが、今朝は10時ごろまで眠れた。今日は12時すぎから恵比寿で英会話のレッスン。お茶を一杯だけ飲んで11時ごろ家を出たものの、思ったより早く着いてしまいそうだったので、ひと駅手前の中目黒で降りてぶらぶら歩いて恵比寿まで行くことに。途中立ち寄ったお店にてセール品のマフラーを購入し、さっそく巻いてみる。暖かい。お腹が空いたのでラーメン屋に寄り、半チャンラーメンセットを注文。が、注文したものがくるのを待っているうちに12時をまわってしまったので、あわてて遅刻連絡。今年初のレッスンが遅刻とは情けない。急いで食事を済ませてスクールに着くと担任のマーク先生は愛用のiphoneを弄りながら待っていた。私が遅れたことを謝ると、気にせずともよいと言ってくれたものの、今日は後が詰まってるから急いで進めよう、とさっそくレッスンを始めた。とはいえレッスンはいつものように雑談が長くてなかなか教科書が進まないのがこの先生のよくないところであり、楽しいところでもある。映画「JUNO」が面白いからぜひ見るべしと勧められ、逆に私がサントラをやってるMoldy Peachesが最高だからぜひ聴いてみ、と教えてあげたりしてるうちにレッスンは終了。やはり40分は短すぎる。このスクールに通い始めてかれこれ半年も経つのに、まったく上達した気がしない。今年はもう少し自学にも身を入れなければ、と自省しつつスクールを後にする。
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これを2回も歩かされるはめになるとは。

 午後からはジャルジャルのライブに行く予定になっていた。開場は13時半なので、すぐに電車に乗って会場のある下北沢へと向かう。駅前の劇場に着くと、すでに会場の2階のホールから建物の外まで長い列ができていた。聞くと整理番号順に並んでいるとのこと。チケットを確かめると、私の整理番号は6番。係員に案内されて長い行列を横目に階段を上がり、そのままホールの中へ通された。思いのほか狭い会場だ。定員は5、60人といったところか。予定時刻を10分ほど過ぎたところで客電が落ち、ジャルジャル登場。一瞬だけ彼らの姿が見えたと思ったらすぐにまた会場は真っ暗に。この人たちは登場する場面から何かを仕掛けてくる。前回は客の若い女の子たちのきゃーきゃーいう声を録音したものを(本物の声が止んでからも)延々と流してみたり、その前はジャルジャルとまったく同じ衣装を着た大勢のエキストラたちと一緒に登場してみたり。今回は1時間半ほどで14本のコントをやってくれた。が、結論からいって、前回と比較すると出来はいまいち。彼らのよさは、「変装」や「腕相撲」のような虚構をとことんまで突き詰めていく長尺のメタコントにあると思うのだが、今回はそうした類のものがなかったのだ。そのかわり、今回は定番のコントをシリーズ化する試みが見られた。麦わら帽子を被った福徳演じる、常識がまったく通用しない人物のコント「理解不能者」や、後藤演じる、ばればれのウソを突き通す人物のコント「嘘つき通す奴」、ふたりがベタな漫才師を演じる「売れそうもない漫才師のネタ」などの新バージョンが、異なるシチュエーションで披露された。個人的には「珍しい名前が周りにおる奴」というコントがおもしろかった。後藤が、うそみたいな偶然の連続を話すのだが、聞き手の福徳は、話に出てくる人物の名前の方が珍しくて全然話に集中できない、というもの。こんなありがちな設定ながら「なんでそこ?」というツボをうまくほじくって笑いを生み出すのがこの人たちは本当にうまい。とはいえ、最近、天竺鼠の川原やモンスターエンジンなど、全盛期のダウンタウンを超えたのでは?と思うほど凄い芸人たちが続々出てきているので、彼らもうかうかしていられない。今後をさらに期待したい。


天竺鼠。左の川原はポスト松本の大本命。

 ライブが終了し、会場を出たのが15時半ごろ。またすぐに電車に乗って新宿へ。Mに付き合い、セールの再値下げ品目当てでデパートめぐり。伊勢丹の次に立ち寄ったバーニーズ・ニューヨークの狭いエスカレーターで、下の階からきれいなむすめがふたりきゃっきゃと戯れながら上がってくるのをでれでれ見ていると突然、ふたりがキスして、いたずらっぽく笑いながらこっちを見た。ドキリ。なんともいえず幸せな気分に。あとはだらだらと南口のフラッグスなどを物色し、結局何も買わずに電車に乗る。途中恵比寿で降りて、またもや中目黒まで歩き、私は古着屋で素敵なスキー帽を見つけて購入、Mはセール除外品のゴムブーツを買ってとりあえずショッピングは終了。中目黒から電車に乗って最寄り駅で降りると、そばの西友でビール2本とTwo Dogs 2本、さらに総菜のロースかつなどを買いこんで22時ごろ帰宅。夕飯は総菜を温めたのと、夕べの残りもののキムチチゲ。風呂に入ってビール飲んで、やっと床に入るころには2時を過ぎていた。明日もセール品を求めて渋谷辺りへつきあってくれとM。やれやれ。一日ってこんなに長かったっけ?

Lucky Lying Cows [パーソナル]

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縁起のよい寝牛

明けましておめでとう、今年もよろしくたのみます。
2009年も赤村は、仕事を楽しみ、おもろい音楽を聴き、遠くに旅行へ出かけます。
みんなにとって、健康で、素敵な年になりますように。

1.1.2009
赤村夏徳

赤村夏徳2008まとめリスト [パーソナル]

いよいよあと数時間で2008年が終わります。
2008年は人生の転機的なイベントがふたつも起こり、結果、個人的にすごく重要な年になりました。
つまり、これまで十何年もふらふらと浮遊していたのが、どうやら、やっと安定した定常飛行に入ったみたいです。去年の今ごろには想像もできなかった。おまけに、おかげさまで今年もなんとか無事に年を越せそうで、私はしあわせです。そして2009年がさらによい年になればいい。

●赤村夏徳2008まとめリスト
⑤引越し
6年過ごした神戸を離れて東京へ。久しぶりの東京はあいかわらず人だらけで、家賃が高くて、地震が多くて、とにかく寒い(夏は暑い)。
④卒業
4年間の社会人大学生生活が終了。テストは大変だったけど、ほんとに楽しかったなあ。得たもの:教員免許と学芸員資格。そしてウン十年の奨学金ローン。
③今年聴いた音楽たち
ピクチャ 1.png
Lastfmの私の過去12ヶ月ランキング。なんだかんだいってTeenagersに振り回された一年でした。Lightspeed Championとの出会いも大きかった。Oasisについても自身のフリークぶりを再認識。松本人志の放送室も赤丸急上昇中です。
②♥
まあ、しあわせいっぱいというか、Party is overというか。来年はムリかもしれないが、早く新しい家族が欲しい。
①仕事
今年はこれに尽きる。4年ぶりの社会人復帰。仕事自体は面白い。外国資本の会社ということで、社風も評価システムも休暇のとりやすさも、はっきり言って悪くない。ところがこいつがまさかのナイトシフト。厚い手当がつくとはいえ、毎朝始発での帰宅、やけにまぶしい朝日、時差ぼけが辛い週末など、これまで経験したことのない数々の試練。しかも揺るぐ金融業界の真っただ中ということもあり、ボーナスカットやらレイオフやら、イヤな言葉もちらほら聞こえて。もしかしてこれは私がこれまで犯してきた罪に対する天罰なのかもしれない。ブツクサ言ってないでがんばるぞ。

みんな、来年もよろしくネ!


やっぱこれからはブラックの時代 [パーソナル]

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日曜は念願のLightspeed Championのショウ。この写真と同じオレンジ色のスキー帽をかぶり、縦じまのシャツに緑のカーディガンを着てはにかみながら登場したLightspeed。ライブは、バカテクギター→狂ったように鳴くバイオリン→信じられないほど気持ちのいいメロディであり、これをやるのがくそお洒落なオタク黒人(LSC)率いる多人種混成バンドなのだ。スキンヘッドのちょいデブ白人男性=バイオリン、ブロンドのホットな白人女性=ドラムス、テクノカットの中国人=ベース。なぜかすごくワクワクする。オバマ氏も当選した事だし、やっぱこれからはブラックの時代だ。今回は単独公演でなくイベントのいちラインナップだったので30分ほどの短いセットリストだったのだが、知らん曲とか新曲もやってくれて最高に幸せなひとときを過ごせた。Nice One Mate!な「Dry Lips」も聴きたかったなー。

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サイン会なんぞに並んだミーハーな私。マンガ描いてくれってたのんだら、さんざん悩んだ挙げ句にこんなの描いてくれました。家宝にします。

Men in Black 2 [パーソナル]

●今週のおすすめDVD●

ジャルジャルの戯(あじゃら) 1

ジャルジャルの戯(あじゃら) 1

  • 出版社/メーカー: よしもとアール・アンド・シー
  • メディア: DVD

待望のDVDが出ました。こうして彼らの仕事をまとめて見て、ジャルジャルというのは恐ろしくクリティカルな芸人なのだといまさら気づき、正直ゾッとしてしまいました。批判の対象は、お笑い芸人。やたらハイテンション、外見ばかりに気を使い、あげくの果てに歌手デビューしてしまうようなアイドル芸人たちへの痛烈な皮肉。ここまでやっていいのかと心配になります。(3部作らしいが、ちゃんと続き出るんだろな)これはアーティストでありながらアートそのものへの批判を作品にしてしまうグレイソンペリー(←またこいつか)に通じるものがあります。毒気が強いからといって面白くない訳ではありません。名作コント「変装」「腕相撲」がノーカットで見られます。

☆☆☆☆☆ ヒップなお笑い評論家・赤村夏徳

Rough Trader [パーソナル]

前回の更新からいろんなことがありました—いろんなことトップ5

5位 いつのまにか「盆ミュエック」にたくさんトラックバックが付いてた。どうもありがとう!
4位 首相交代(なぜ石破を首相にせなんだ。ムリか)
3位 金融危機(救世主三菱さま!しかし未だ予断を許さず。恐ろしや)
2位 オアシスが新作を出し(ギタリストは襲われケガをし回復し。新作は正直悪くない)
1位 そして私もまたひとつ年を取った…
いったい何年更新してなかったんだか。

そういえばOの新作、派手に宣伝してるらしい。広告トラックやロゴ入りのポケットティッシュを配って宣伝してCDを売ろうとするのはいかにもオアシスらしい古くさいやり方。NMEのインタビューでギタリスト本人も言ってたように、もはやCDの売上なんか成功をはかる尺度にならないのに。よそのビッグなバンドはアルバムをタダで配り、チャリティーで名声を上げるのに必死だ。彼らのように定期的にアルバムを出せるような安定したバンドは減り、ますます格差は広がる。いずれにせよ毎週のように現れる期待の新星たちが新作を出せずに消えていくのはオアシスを含む一握りのアッパーなバンドたちにお金が偏っているせいでもある。

もっとSliceThePieみたいなのが普及すればいい。ファンが気に入ったバンドに融資し、それを元手にレコーディングしたバンドが売れれば投資家に還元されるというおもろいフィナンシャルシステム。こういうアイデア思いつくイギリス人にはほんと感心する。音楽ファンはついにCDでなくバンドじたいを買うようになったというわけか。(あんまり人気が出るとバンド価が高騰してバンドバブル、崩壊、バンド大恐慌なんてことになるかも。なるわけねか)ただし今んとこ金出してでも応援したくなるようなバンドがいないのがネック。いま売れ筋のフレンドリーファイアーズとかならがんがん出資したいけど。


この曲クソかっこいい。

ところで最近夢中になっているもの。
●自分への誕生日プレゼントに買ったアイタッチ(いまだにiPodのことをウォークマンと呼んでしまう私)。XFMLastFMのアーティストラジオ(好きなバンドを選ぶと、それに近いバンドや曲を選曲して流してくれる。しかも自分が持ってない曲ばかり)がパソコンいらずで聴ける。てかラジオにしか使ってないなこれ。
●十年前にギターを買って3日であきらめた私は楽器がからっきしだ。だからかつての私の音楽の楽しみ方には、①部屋や電車でぼーっと聴く、②コンサートに出かけノリノリで踊る、の二種類しかなかった。しかしついに第三の楽しみ方が現れた。こいつである。とにかく楽しい。アマゾンのプロモビデオを観ていただければ分かるように(人前では絶対にプレイしたくないが)まるで本当にギターを弾いてるみたいになれる。今まで体験したことのない、歌うと踊るの中間のような快楽。要するに、「ロックできる」のである(←あほかこいつはと言うなかれ)。曲はOKGOやジェットやブロックパーティーもあればBrinkなんとかとかノーダウトとかマルーン5もあるが、すべてがカッコいい。現在Hard Modeにトライ中。いつかテレビ買ったらPS版も試してみたい。
ギターヒーロー オン ツアー(「ギターグリップ(コントローラ)」&「ピック型タッチペン」同梱)




北の国から2008 [パーソナル]

スコットランド人といえば、バグパイプ吹きながら飲んだくれている髭ボーボーオヤジ(しかもノーパンでスカートをはいている)を想像しがちだが、若手プロダクトデザイナー、スティーブンはそんなイメージを覆してくれる。
ダンディーの美大を卒業し数々のデザイン賞を受賞した彼は、数年前にスコットランドを離れ、現在カナダ・トロントで家具や小物のデザインをやって生計を立てている。彼の作品は一見スタイリッシュで都会的ながら、どこか素朴で親しみやすいのが特徴だ。例えばこのハンガー、優雅な曲線がおしゃれな、未来的で洗練されたデザインだが、じつはアイスホッケーのスティックを2本組み合わせただけのごくシンプルなもの。(もちろんホッケースティックはべたべたなカナディアン文化をイメージしている)
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彼はこうしたトリッキーでユーモアのあふれるデザインを得意とする。ほかにも日本のちゃぶ台からアイデアを拝借したコーヒーテーブルや、ハチの胴体をモチーフにしたDVDラックなど。トロントのいくつかのギャラリーで求めることができるので、カナダに住んでいる人はぜひ一度見に行って欲しい。(日本在住の人で興味のある人は私に連絡ください)詳細は下記のウェブサイトで。
http://urbanproduct.ca/Site/home.html

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左がスティーブン・リンゼイ。以前はグラスゴーのICAというギャラリーでキュレーターをやっていた。しかしこの写真ベタだな。見てるかー?

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サマーソニックの続きを書こうと思ってたのに忘れかけていた。あれからもう一ヶ月もたったのか..

ティーンネイジャーズの次に観たのはたしかクリスタルキャッスルズで、ボーカルとドラムスのたったふたりで満員の会場を煽る煽る。やたらデカイ外人の女が数人踊りまくってて、ちっこい日本人男がそいつらの尻を触っていたのを私は疲れ果てて後ろでぼんやり見ていた。この日のもうひとつの目当てジャスティスは、とにかく期待以上だった。私は彼らのことは"D.A.N.C.E."で気に入ったので、なんかマイケル・ジャクソンオタクの陽気なポップメーカーという印象だったのだが、メインはそっちじゃなくて"Stress"とか"DVNO"みたいな、もっと重厚でハードコアなダンストラックの方だったのな。でもこれが、シリアスなのにめちゃくちゃ楽しい。操り人形のように自然と体が持っていかれる感じで、疲れるけどすぐまた体験したくなるような。終盤、懐かしい"We Are Your Friends"でさらにハッピーに。Tシャツにノースリーブのジージャンというファッションもクソかっこよかったぞ。


そしてクソかっこいいビデオ。これは彼らのシリアスサイド。良い子は見てはいけません。



こっちがポップサイド。まんまマイケル・ジャクソン。

最後はマリンスタジアムでコールドプレイ。レフトのスタンド席に座ったときにはもう眠くて眠くてむにゃむにゃして(夜勤の時差ぼけ状態だ)、"Life In Technicolor"のイントロでさらに気持よくなって寝てしまった.. あまり聞き込んでない新曲が続き、しばらく夢うつつの状態が続くもピアノで"世界に一つだけの花"をおっぱじめたときはさすがに驚いて飛び起きてしまった。感動して鳥肌立ったぞ。この人たちはスマップやサザンも顔負けの真のエンターテイナーである。フェイバリット"Yellow"や"The Scientist"もやってくれた。こんだけ曲もルックスもライブパフォーマンスもすごい彼らって、ハンサムでスポーツ万能で勉強もできる出来杉君みたいなバンドである(それをあからさまに妬むみっともない評論家もいるようだが)。いつもにも増してべたなライブレポートになってしまったが、誰がなんと言おうと、コープレ(後ろに座ってたカップルはそう呼んでた)は最高なのであった。

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