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Brüno [旅]

…旅行記つづき

7月16日(木)
この日から1泊2日のブライトン旅行。すっきり晴れて、天気は最高だ。これも日頃のおこないがよいおかげだろう。ヴィクトリア駅から約1時間の列車の旅(往復27.9ポンド)は快適で、あっという間だった。ホテルはビーチのすぐそば。ラウンジからはブライトンピアという有名な遊園地が見える。フィッシュ+チップスのランチの後は、ここからさらにローカルバスで約1時間かけてセブンシスターズ国立公園に出かけた。ところが夕方ブライトンに戻りさあビーチへ、というタイミングでひどい雨が降り出した。町へ出てもお店はすでにどこもやってない。
ちょっとすねながら夜はフランチャイズのグルメバーガーというレストランでアボガドのハンバーガー。
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近くのお店で食べたフィッシュアンドチップスがじつにうまかった。誰かが「ブライトンのフィッシュ+チップスはうまい」と言っていて、こんなジャンクフードにまずいもうまいもあるかいと思っていたが、これホントにおいしかった
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セブンシスターズとは、大昔の映画「さらば青春の光」で主人公が最後に飛び降りた崖だ。白い石灰岩でできた高さ100メートルもある断崖絶壁。壮大な自然の厳しさと美しさに唸る。私は高いところは苦手ではない方だが、さすがに足がすくんだ
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夜、雨のブライトンピア

7月17日(金)
午前、雨はいっこうに止まない。すばらしい。いかにもイングランドのビーチリゾートという感じではないか。気を取り直して町を散策してみる。ブライトンはモッズ対ロッカーの暴動のイメージとはかけ離れた、こぢんまりしててかわいい町だ。ロンドンへ通勤してるサラリーマンも多く住むらしく、東京でいえば鎌倉のようなところか。おみやげ屋さんや99pショップを巡って、13時ごろロンドン行きの電車に乗る。
アールズコートのホテルに再チェックインし、少し休んでからまたお出かけ。地下鉄スローンスクエア駅で降り、キングズロードのサーチギャラリーへ(ここは来るたびに移転してる気がするな)。車いすに乗ったじいさんたちがうようよと動き回るインスタレーションや、斜めからの視点で歪んで見える人々をそのまま3D化した彫刻作品(説明ヘタですいません。写真見てください)などが印象的だった。ここの作品はアートというより大人も楽しめるおもちゃみたい。いつも誰が見ても分かりやすくおもしろい作品が多いので、みんなにおすすめできるギャラリーである。いつの間にか入館料がタダになっていた。
その後はミュージカルLion Kingを観にウエストエンドへ向かう。途中John Lewisでお気に入りのデッキシューズ(ついにデッキシューズが似合う年になった)を見つけてごきげんに。ところが開演に遅刻しそうになり、うっとうしい大雨でずぶぬれになりながら走り、やっとのことでシアターに到着する。舞台は素晴らしかった(ここで改めて思った。やはり欧米人は、コンサートしかりミュージカルしかり、エンターテインされたときのリアクションがピュアというか、悪くいえば子供っぽいというか、ごく素直に「いま私は楽しんでいる」を表現する。すると連鎖的に周りにいる人もつられて楽しくなってゆき、会場全体がそんな空気になる)。
そんなわけで動物人間たちを堪能したあとは、旅行者のごった返すレスタースクエアでチャーハン+エビチリ+焼きそば+タイカレーを食べる。いまいち。
宿に着いたのは深夜12時すぎ。
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これこれ。韓国人アーティストの作品らしい。

7月18日(土)
実質の最終日。朝は晴れ。午前中は宿近くの大きなテスコで最後のおみやげ買出し。ネットで帰りの飛行機のフライトチェックインをすませたあと、近くの食堂で昼食。お肉とチップスのてんこ盛り。
この日のメインイベントは週末ヴィクトリアパークで行われるLovebox Weekender。道すがら、オールドストリート駅で降りてVice Magagineが経営するパブOld Blue Lastと、私が勤めてる会社のヘッドクォーターのビルなどに寄り道したあと、リヴァプールストリートからまた電車に乗って目的地のヴィクトリアパークへ。最寄りのマイルエンド駅からは少し歩くのだが、なにやら奇声を上げながらはしゃぎまくる若者グループの車や、すでに歩道に散乱するゴミやビールの空き瓶や缶を見て、嫌でも気分は盛り上がる。フェスティバルは、これまたくそ楽しかった!
会場で食べた焼きそばでは少しもの足りなくて、帰りにケンタッキーでスパイシーウィングスを食べる。宿には12時すぎ到着。
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フェスティバルではずっとGeymerというブランドのCiderを飲んでた(みんなが持ってる赤いカップのやつ)。最初は妙な後味に引くがだんだんクセになってくる。なんで日本でサイダーが流行らないのかしら。苦いビールと違って、甘くて女の子でも飲みやすいのに。サイダーを売れよ日本の酒屋

7月19日(日)
帰国日。チェックインも済ませていたのでゆっくり出発。空港にて美味しいステーキアンドエールパイを食べる。12時半の便で翌日朝9時に成田到着。東京はさらに蒸し暑くなっていた。



*今回ロンドンで見つけたナイスワン②
Bruno
Brunoとは、街角や地下鉄のポスター、バス停やバスの車体など、ロンドンのいたるところで目に飛び込んできた半尻出してるこの男だ。いま大人気のイギリスのコメディスターSacha Baron Cohenの新作である。私が行ったのはハリーポッターの新作が始まった週だったが、それまで断トツで1位だった。Ali Gではラッパーにあこがれるアホな白人、Boratでアメリカの文化を皮肉った彼が、今度はオーストリア人のゲイを演じている(Boratと同じ手法。Jackassとマイケルムーアのドキュメンタリーを足して2で割ったような映画)。あまりにゲイのステレオタイプを上手に演じすぎたために、LGBT(同性愛者)の団体から批判を浴びて話題になっているらしい。これは絶対におもろい。日本では公開されないだろうし字幕ないと分からない。DVD出るまで待ちきれん!
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Bruno watch the trailer



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